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三木市 U様邸 リノベーション工事 耐震補強 車イスでも動きやすく
築42年になります。 熊本の地震を見て耐震をする必要があると思いました。 人が集まることも多く、子ども食堂のような子供が安心して集まれる場所にしたいです。 母も車イスなので、壁をつぶしたりするなら間取り変更をして、バリアフリーで使い勝手のいいようにしたいです。(U様より) |
施工事例データ
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この年代の建物は筋交いがほとんど入っていません。 熊本の地震でも土壁の家が全壊しています。耐震工事は必要ですね。 土を取り除くのは費用がすごくかかるので、最低限で済むように石膏ボードの代わりにダイライト(耐震パネル)をはって、耐力を取るという工法をおススメします。 揺れは屋根の重さに比例して大きくなりやすいので、屋根を軽量化する必要がありますね。 部屋には耐力が必要な所を工事していきましょう。 |
キッチンと和室が間仕切りされた形です。 | 広くていいですが、ちょっと空間的にもったいない感じです。 | こちらの立派な仏間を移動させます。 |
素晴らしい欄間ですね。 取り外し慎重にしたいと思います。 |
この天井も再利用します。 | この押入れに仏壇を移動させます。 |
この廊下は傾きが大きいです。ドアもうまく閉まらないので、直して張替えます。 | この奥に洗濯機を置けるようにします。 | 近くの栗のアイスクリーム屋さんで休憩です(^^♪ |
ここから車イスで出入りできるように昇降機を設置します。 | 横に勝手口もつけます。 | 外壁も割れがあるので、塞ぎながら塗装します。 |
雨どいも全面交換です。 | 洗濯干し場の波板を張替えます | 軽量瓦に入れ替えます。 |
張り切って壊すとこから始めます。 | 家の骨組みが見えてきました。しっかりしてますね。 | 床下もめくってチェックします。 |
床下に井戸がありました。 | 私も解体に駆り出されました! | 壊したブロックきれいに撤去しました。 |
新しい瓦に葺き替えます。 | 瓦は昔は土で固定していました。重いですが撤去します。 | 瓦を外すとこんなに光が入ってきます。 |
浴槽の下、1メートルほど深さがあるので、ブロックで必要なところだけかさ上げします。 | 外部は足場を組んで工事していきます。 | 差し入れのととろパンで一息(^O^) |
工事の物の上げ下げの為、床を一部開口しました。 | 二階の和室、仏壇の入るところです。重たいものが乗るのでしっかり補強していきます。 | 地袋の壁は後になると施工しにくいので先にはっています。 |
新しい仏間は周りが大きくなるので、赤みの入った杉で造作していきます。 | システムキッチンはこうやって箱の形を組んでから、IHや流しをはめ込んでいきます。 | 水道や電気をつないで引き出しを差し込みます。 |
バリアフリーにするため、隣の高さに合わせコンクリートを流しています。 | ドアを入れ替えます。 | 階段の造作をしています。 |
仏壇完成しました。 | 開けた扉も内側に収納できます。 |
トイレの扉は車いすでも便利なように引戸にしました。 | 開き戸や折れ戸などありますが、こちらには2枚の引き戸を使っています。開いた時に浴室も洗面も広く使えます。 |
ひろびろお風呂! これは気持ちよさそうですね。 |
モデルルームの写真のようです。 風呂蓋も最近は驚くほど軽くなっているんですよ~ |
足元は車イスでも使いやすいように、足が入るタイプの洗面台です。 | 洗面台の足元に洗剤など入らないため、天袋の収納を作りました。手すりを引っ張ると降りてくるものです。 |
お風呂の残り湯を洗濯機に直接入れられるようにしました。いちいちボンベを出し入れしなくて済むのはいいですね! | 勝手口が新しくできました。 北側ですが光を取り込んで明るいです。 閉めたままでも風が入るようになりました。 |
靴もたくさん入ります。 | ここも引き戸です。できる限り引き戸にしています。 |
車イスのおばあちゃんも動きやすく、家族がくつろげる空間になりました。 | 広~いシンクで調理や後片付けもゆったりとできそうですね。 |
手前がタッチレスセンサー付きの蛇口。 奥は水素水の出るアルカリッチ(OSG社)です。 |
収納はたっぷり。食器やストック、家電調理器の置くところを考えるのも楽しそうですね~♪ |
床下収納も大容量です。 | 2階です。フローリングと扉を替えました。 |
天井は梁をあえて出して、アクセントにしています。 | 一階、おばあちゃんはここから出入りすることになります。 |
落ち着いた味のあるフローリングですね。 | 耐震補強工事 地震のニュースを見るたび、「うちは大丈夫かな?」と不安になっていませんか? 建築基準法は大きな地震が起きる度に改正が繰り返されてきましたが、1981年(昭和56年)に新耐震基準となりました。その後に起きた阪神・淡路大震災での倒壊率は新耐震基準の建物とそれ以前の建物では大きな差がありました。 その阪神・淡路大震災の後、2000年(平成12年)に木造住宅の耐震基準をより強固にする改正が行われています。 しかし、2000年の改正当初に建てられた建物でも、もう築20年近くなろうとしています。 建物は年月を経るにつれ、劣化しガタはくるものです。 見た目に大丈夫でも内部がダメージを受けていたり、基礎が損傷していたりという場合もあります。 最近では住みながら耐震補強できる工法もありますので、家族の安全・安心のためにぜひ耐震診断を受けてみてくださいね。 |